最近「ここらへんの飲み屋知りませんか?」と声をかけられる
・都内在住である。約2年半になる。
ここ半年で3回街中で声をかけられた。
東京駅構内、池袋、渋谷である。
共通点は男性二人。「関西から来た。飲み屋は無いか。」という問いかけだった。
イヤホン&マスク装着早歩きの私になぜ声をかけるのだ、と思っている。
コロナ禍でも飲みに行くことを包み隠さない姿勢だった。
「あそこらへんお店いっぱいありますよ」と質問に答えても満足せずに、
「具体的なお店無いですか」「出身どこですか」「東京来て長いですか」とコミュニケーションを試みてくる。
「話長いな」「早く解放してくれないかな」という態度をすると、「すみませんねぇ関西人なんで」と言ってくる。
自身を「関西人」とタグ付けしている故、関西人に対しての偏見がつきそうで困る。
あれはなんなのだろうか。
私には関西人に声をかけられる要素があるように思えない。
なので考えられることとしては、詐欺だと思っている。
多分あの後コミュニケーションを取り続けたら、顔立ちの整ってる女性が来る。
「今度一緒に飲みましょう」と言われ、仲良くさせられる。
多分そのあと「最近仕事を無くして....」とかで20万円くらいひっぱられる。
怖い。
自身の損失というより、私がこれから出会う人の信用度初期値が下がりそう。
初めて出会う人に対して「この人私に害を与えようとしている」と思って生活はしたくない。
「自分がこうやって生きたい」から外れてしまうのが怖い。
・あと、詐欺とかそういうことを踏まえて今回の体験を考えると、
最終的には「『こいつ、カモだ!』と思われた!」に行き着く。
それはなんか腹立たしい。腹立たしい!
・卑屈にならなければ「この人ならコミュニケーションとってくれそう」と思われてる、と感じることは出来る。
そうなれたらいいのだが、世の中には怖いこともあると知っている。
しかも東京である。日本1人の母数が多く、色んな人がいる街である。
色んな人がいるのだから、怖い人に会うことも少なくなかろう、と思う。
(声かけてきたの関西人だ....)
でも母数が多いってことは優しい人も多いってことになるのではないか。
確かに私の職場、めちゃめちゃいい人多いわ。
東京怖いってイメージ良くないな。偏見は好ましくない。
・偏見がつくような、安易なカテゴライズをしてしまうときがある。
もう少し言うと「カテゴライズによって許されよう」と思ってしまうときがある。
自身の人間性と向き合うことが大事だったりする。
偏見と共に、そして自身の感情と共に生きるのは難しかったりする。
(「飲み屋どこですか?」の関西人の方、情報あったら連絡ください)