please_hitme

「ピンと来てくれ」の意です

覚えてたい

忘れちゃうしな


・「うっわこれ覚えてたらなー!」ってことがちょくちょくある。ありません?
 物語とかの伏線はもちろん、人との会話の中で思うことがある。例えば、自分と相手で、引っ掛かる部分が違う時がある。「あっあなたそこに目をつけたんですね! 全然私気にしてませんでした」とか。相手と引っかかった部分を共有した時に、それを新鮮と感じられたらいい。けど、イラつくとかそっちに考えてしまう時もある。「そっち言ってるんじゃないのに! なんで分かってくれないの!」みたいな。人だから当たり前なんだけど。世界には色んな人がいる。当たり前なんだけど。

・全部覚えてたい訳じゃないけれど、自分が覚えてたいこととは別に「その人が覚えておいてほしいこと」を感じていたいな、と最近思う。自分が好きな人だったらなおさら。いやでも、その人と考え方の違いを楽しみたい気もするな。話し合える人だったら。
 なるべく多くの人と「その人が覚えておいてほしいこと」を共有出来たら、きっとポップになれるのだろうな。でも多くの人と一部分を共有したら疲れちゃうな。どーしよ。
 
・なんか、人のことは分かりすぎない方がいいのかもしれない、と思う。分かりすぎちゃったら、自分がどっかいっちゃう気もするし、相手もどっかいっちゃう気もする。人の影響を受けるし、人に影響も与える。
 ただ、その人と接したことは覚えていたい。どっかで自分の一部になっててほしい。同時に、人とは継続的に接していきたい。どっかで無理だって思わず、適当で適度な距離を保って、頑張らず無理せず接していきたい。相手も自分も疲れてしまう気がする。
 「あっなんか通じたかも」って思う瞬間があるのは、最初苦手だなって思ったりした人だったりする。よく分からん。逆に最初通じ合うかも、と思ってた人程疎遠になってしまうこともある。
 関係は途中で切ってしまうこともあるし、切れてしまうこともある。急だったり、急じゃなかったりする。なんとなく切れちゃったこともある。相手に確かめるのは、野暮だったりする。難しい。

 

・みたいなことを考えて、形にしたら曲になった。ハレってユニットで発表した。日々は「楽しかった」と呼ぶには傷つけすぎて、「苦しかった」と呼ぶには助けられすぎた。得てして一言では収まりきらぬ。
 って訳でライブやりまーす。立川、限定15人。もーちょいで売り切れ。見に来てねー。よろしくー。